ロックファーム京都の逆張り戦略

農業はキツいし、お年寄りばかりの職場?

そんなイメージが当たり前なのは、逆にチャンス。

そう語るのは···

商工会議所青年部の研修旅行で、京都の有名な農業法人ロックファーム京都を視察しました。

ロックファーム京都
PROJECTS | ロックファーム京都 ロックファーム京都ではチーム一丸となり常に新しいプロジェクトに挑戦しています。私たちが京都を代表するブランド作り仕掛けていきます。

最初に村田翔一代表取締役の講話を聴き、その戦略に衝撃を受けました。

販路拡大、マーケティング、人材確保と育成、DX、さらには気候変動への対応など数ある課題に対して緻密に戦略を立てて実現する行動力。

「勝ち筋を見つける」をキーワードとして何度も口にされていたのが印象的でしたね。

つまり、ただガムシャラにがんばるだけではない。

成功事例を学び、考え、戦略を立て、変化し続ける。

静かな口調でしたが、その裏に秘めた経営スキルの高さを感じました。

特に人材の悩みはどこの業界にも共通。

農業はキツいし、お年寄りばかりの職場だというイメージがある。それを逆にチャンスだと捉えているロックファーム京都の村田社長。

つまり、そのイメージを打ち壊せば、差別化戦略により、人材を集めやすくなると言う作戦です。

平均年齢33歳という若さ。男女比率はおよそ半々。農業のイメージとはかけ離れた会社体制になっています。

そして農協に頼らない販路開拓。販売会社も立ち上げて、価格決定権を自分たちで握ることにより利益率を高め、次の投資への利益をしっかり確保しています。

農場の作業場を見せていただきましたが、シンプルで生産性の高い工程を築き上げ、しっかり利益を確保すると言う組織体制を感じました。

社長にこんな質問をさせていただきました。

これほどの戦略を立案したのは、お一人で頑張ったのか?

それとも社内外に右腕がおられたのか?

答えは、成功しておられる他社の事例をしっかり学んだのだが、初期から専門家と契約して丸投げした部分も大きいとのこと。

かけるべきコストをしっかり投資し、勝てる戦略を立てて、しっかりした体制を築く。

その経営判断が今につながっていると感じました。

他にも多くの学びがあった今回の研修旅行。

成功されている経営者の方からのお話を聞く事は大変勉強になります。

あなたも逆境の中で諦めずに、勝てる戦略を見つけませんか?

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