その仕事は本当に部下に合っていないのか?

最近、何人もの会社員の方から、以下のような声を聞くことがあり、とてもびっくりしました。

「今の仕事は自分には合っていない」

このように考える人が、そんなに多いのかと思い、調べてみると、3人に1人の人が今の仕事が自分に合っていないと考えているようです。

データは少し古いですが、おそらく今はこの数字が増加していると推測されます。

ITmedia ビジネスオンライン
「今の仕事は自分に合っていない」3人に1人 Indeed Japanは、全国の15〜64歳の男女を対象に、仕事に対しての考え方や、自身の能力や可能性に関する意識調査を行い、その結果を発表した。それによると……。

こんな風に考えていると、このままでは会社を辞めてしまいますよね。

今までは終身雇用が普通の企業が多い世の中でしたが、徐々に転職が普通になってきました。

今では人手不足が常態化していて、労働市場は売り手市場。

転職する人はますます増えています。

たとえ会社を辞めなくても、モチベーションが下がってパフォーマンスが低下します

あるいは、メンタルを壊して休職してしまうことだってあり得ます。

目次

部下に寄り添うステップとは

適性を理解するところから

では、このようなアンマッチ「仕事が合わない」をどのように解決すれば良いのでしょうか?

まずはその人の適性を理解しなくてはいけません。

新卒であれ、中途採用であれ、SPIやGABなど何かしらの適性テストを採用時に実施してるはずです。

その結果をしっかりと分析することが必要です。

また、今いる従業員に対してあらためて適性テストを実施するのも有効です。

働く環境、特に上司や同僚の影響で特性に変化が起きることもありますので。

大切なのは分析です。

結果を人事部だけが見るのではなく、上司がしっかり確認し、部下の特性を理解することが大切です。

本人の考えも大事

キャリアプランについての話し合いをしたことはありますか?

  • 5年後の自分はどうなっていると思う?
  • こんな風に働きたい、という想いはある?
  • 10年後はどんな姿になっていたい?

一度は従業員の本音を聴いておきたいですね。

また、頻繁でなくても良いですが、この話し合いを毎年など定期的に行う方が良いです。

本人の希望、仕事とのマッチングについては、状況によって途中で変わってくるものです。

時には思い込みということも

また、この話し合いでは本人の話を聞くことが基本にはなりますが、時に本人の思い込みが強すぎると言うこともあります。

「今の仕事は自分には合っていない」

その仕事は本当に向いていないのでしょうか?

単にうまくいかないような仕事の仕方をしているのでは?

上司がそこをしっかりと把握してあげることが大切です。

ここで求められるのは上司のヒアリングスキル。

本人に客観的に自分を見つめてもらうようなコーチングを、上司ができるかどうかにかかっています。

思い込みを外してやる気を出させる方法

今の仕事がうまくいってないだけ?

分析とヒアリングの結果、どうしても今の仕事に向いていないということでしたら、無理をしない方がお互いのためです。

社内異動によっても解決しないのであれば、早く他の仕事を見つけてもらった方が本人にとっても幸せです。

一方で、単に今の仕事がうまくいっていないだけ、という場合には解決方法があります。

仕事の進め方にボトルネックがあると、八方塞がりだと感じてしまったり、味方になってくれる人がいないと絶望したりします。

そこで上司は仕事の進め方について、改めてよく確認してみましょう。

<仕事の進め方チェックポイント>

  • 仕事の目的は明確か?
  • 段取りが具体的にできているか?
  • 上司からの適切なサポートはあるか?
  • 本人に必要なスキルはあるか?
  • 環境は整っているか?(人間関係、情報、ツール)

自分が役立っていると感じられているか?

人は、誰かの役に立ちたい生き物です。

自分が頑張った分だけ、誰かが喜んでくれる。

それが実感できるときに、「この仕事をしていてよかった」と感じられます。

管理職は「ホネミ」を常に実践してください。

  • ホ・・・褒める
  • ネ・・・ねぎらう
  • ミ・・・認める

この3つのアプローチで、部下の自己肯定感を高めることが大事になってきます。

毎日、ちょっとしたことであっても声をかけ続けましょう。

すべては管理職のスキルに左右される

このように、仕事がスムーズにいくように環境を整備して導き、部下にいつも声をかけて自己肯定感を高める。

これが管理職がやるべきことです。

つまり、上司である管理職のスキルが会社全体のパフォーマンスのキーになります。

御社には、高いパフォーマンスを出す管理職はどのくらいおられますか?

これは、高スキルで自分1人だけが成果を上げるというタイプの人のことではありません。

チームで成果を出し、かつ人を育てられる人のことです。

いかがでしょうか?

会社を変える管理職を作る

採用が一番の近道だが。。

もし組織内にそのような管理職がいないのであれば、外部から採用するのが最も近道です。

ただし、職位にもよりますが、年収800から1,000万円レベルでないと良い人材を採用できないと思います。

これだけの人件費増加を計画できるか?

また、それだけハイスペックな人材に応募してもらえる体制になっているか?

これは企業によって事情が様々なことでしょう。

採用できなければ育てるしかない。

外部からの採用が難しい場合、社内の人材を育てるしかありませんよね。

たしかに、社内での育成は大変です。

ただ、1人が変われば、その人が次の人に教えることができます。

つまり、「教えることができる人」を育てられるようになれば、どんどんと人材が増えていくことになります。

この、「人を育てる機能」を組織の中に作ることが、優先度の高い戦略になります。

未来への投資、今しますか?見送りますか?

人材育成にはどうしてもコストをかける必要があります。

このコストは無駄に捨てられるものではなく、未来の組織への投資だと考えましょう。

例えば、人材育成のための外部研修は、たくさん存在しています。

情報がたくさんあって調べるのも大変ですが、どんどん参加させるようにしましょう。

当方でも「ボスのカテキョ」という管理職向けの個別研修を実施しております。

これは、ご本人の具体的な悩みを聴きながら、ニーズにあった内容を提供する、マンツーマン研修です。

マネジメントでボトルネックになっていることを次々と解決していくことを目指しています。

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ただし、個別研修ですので、なかなか多くの機会を提供することができません。

承れるのはごく少人数ですので、お早めにお問い合わせください。

人材投資は成果が出るまでに時間がかかります。

ですので、研修は早くスタートできるに越した事はありません。

こちらの問い合わせフォームからすぐにお問い合わせください。

    (詳細は後ほど伺いますので簡単な記述で結構です)


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