ダッシュボードの大切さ

小さな企業の参謀役、コストダウン専門のマスタシードです。今日は財務のお話。
あなたは、車を運転することがありますか?車には、ダッシュボードに様々な計器がついていますね。最近だと、燃費まで表示される車もあります。安全運転・エコ運転のためには、これらをちょくちょく確認することが大事ですね。私は、個人的に燃費計が大好きです。コストに直結するので(笑)

さて、ここで質問です。
A. お金の話は苦手。だから経営は難しい。
B. お金の話は苦手。でも、他に特別な技術・サービスがあるから何とかなる。

あなたはどちらのタイプでしょうか?
どちらでもないなら、読み飛ばしていただいても大丈夫ですよ。

あるワンマン社長の話。
アイデアマンである社長はどんどん突っ走る、拡大思考。ここ数年の赤字でキャッシュも目減りしている。先程の質問だと、典型的なBタイプ。売り方だけではなく、コストダウン、そして財務が危機的状況にあることについて、じっくりと提言させていただく。

社長は、「うん、うん。そうやなぁ。」とうなずく。
「なんとかしてくれそうかな?」と思ってクロージングした直後の社長の一言。

「わしは、経理なんか見てないからなぁ。ガハハハっ!」

ズコっ!!(心の中で)

「社長、それですよっ!それが問題なんですって!」

結局、経理面で提言したことは、
1. 少なくて良いので、モニタリングする指標を決める。
(例えば利益額、売掛金、買掛金)
2. それを、年に一度ではなく、毎月確認する。

これが、ダッシュボードのイメージです。
個人的には、小さい企業では指標が少なければ少ないほどいいと考えています。

そして、傾向を把握して問題があったら、その原因を分析すること。PDCAのCとAですね。それをなるべく細かくすることで、小回りのきく経営が可能になります。車の運転で、スピードメーターを1時間に1回しか見なかったら、危ないですよね?ぜひ、安全経営、エコ経営で乗り切っていきましょう。

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