コストダウンはボトムアップでも

某企業で、ISOの「内部・外部の課題」「利害関係者の要求事項」「リスクと機会」の洗い出しのためのワークショップを行いました。規格では「非管理職の参画」を求められていますので、なるべく幅広い役職の方に入っていただきました。その会社では、日頃から経営理念の浸透や、経営指標の公開を通じて従業員の経営意識を高めていましたので、会社全体の洗い出しについても比較的うまくいきました。

(この洗い出しをシンプルにまとめるテンプレートがありますので、ご興味ある方はご相談ください)

 

トップダウンにも限界が。。

さて、話はコストダウンについて。あなたの事業において、本当は何にコストがかかっているのか? これを見つけるのは、そう簡単ではありません。トップダウンで経営者が判断するコストダウンといえば、大きく事業のかじ取りをする、設備投資を決断するといったことがありますが、やはり宝の山(コストダウンのチャンス)は現場に眠っています。これをすべて把握し、影響度を加味しながら意思決定するにはどうすれば良いでしょうか?

 

洗い出し=ブレスト

今や、多くの企業で定着しているブレスト(ブレーンストーミング)、活用されていますか?先述のISOでの洗い出しに使った手法もブレストでした。不特定多数の人で何かを決める時、今や一般的になっているのがブレストです。そしてこれはコストダウンのアイデアを出す時にも非常に有効です。

  • 何が無駄でしょうか?
  • どこに無理があるでしょうか?
  • ムラを感じてはいませんか?

幅広くいろんな人が率直な意見を出し合うことが出来れば、きっとキラリと光るアイデアが見つかるはず。ブレーンストーミングは 軌道に乗せるまでが難しいですが、これを習得さえすればその企業は大変活発にアイデアを出すことができます。ブレーンストーミングのファシリテーション(議事進行)にお悩みの場合も、是非ご相談下さい。一緒にコストダウンのネタを見つけ出していきましょう。

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