一石二鳥でコストも 6月5日世界環境デー

6月5日は環境の日。世界環境デーです。

企業によっては、いろんな取り組みをしたり、社内に環境意識について呼びかけたり、様々な取り組みが行われていることと思います。

環境の認証規格であるISO14001もすっかり定着していますよね。2015年に改訂されてからは、経営者が主体的にリードすることを求められていますので、従来の「形だけ」「ポーズとしての」環境対策しかできない企業は淘汰されていきます。

そればかりか、株式市場ではESG経営が注目されており、さらにそのような企業と取引をしようとすると、こちら側も同じ姿勢が求められます。

 ESGとは、「Environmental(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(企業統治)」の3つの頭文字をとったものである。各分野への適切な対応が会社の長期的成長の原動力となり、最終的には持続可能な社会の形成に役立つことを示した投資の判断基準の一つである。

経営戦略としてのESG:日経ビジネスオンライン - 日経BP社

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/275626/121900022/

逆に考えると、これらの対策をしっかりと行うことでビジネスチャンスが訪れるかもしれない。いえ、むしろチャンスを引き寄せるために、一足違った話題性がある取り組みをできるといいですね。

 

コストダウンの視点から

環境負荷が大きい=コストがかかっている と考えることもできます。

・CO2排出量が大きい=エネルギーコストが高い

・廃棄物排出量が大きい=歩留りが低い

また、これらを絶対値だけでなく売上金額あたり、あるいは生産数量あたりという指数とすることで、効率が見えてきます。KPIとして追いかけることで、社内の生産性効率の役にも立ちます。

ISOは下手に使えばビジネスの足かせ、上手に使えば業績のてこになります。環境のみならず品質、食品安全、労働安全衛生のマネジメントシステムについてお悩みの方はご相談ください。シンプルで効果的なシステム構築をサポートいたします。

 

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