――価格競争から抜け出す、ブルーオーシャンへのヒント
9月の創業塾(全4回)が無事に終了しました。
受講生の皆さんが、それぞれの強みをもとに“自分らしいビジネス”を形にしようとしている姿が印象的でした。
講義では、
- マーケティングの基本(顧客の絞り込みと差別化)
- SNS時代のデジタルマーケティング
- 甘くない損益計算の考え方
- 効果的な採用と人材育成
- デジタルサービスを活用した業務効率化
など、創業にも既存事業の見直しにも役立つ内容を扱いました。
今回はその中でも特に多くの方が共感されたテーマ、「勝ち筋=ブルーオーシャン戦略」についてお話しします。
どこも同じ、の中で埋もれていませんか?
「最近、似たような商品やサービスが増えた」
「値下げしないと選ばれない」
そんな声をよく耳にします。
がんばっても、他社と同じ土俵で戦っている限り、
価格で比べられてしまう――それがいま、多くの地域事業者が抱える現実です。
価格競争のその先にある「疲弊」
- 商品やサービスがコモディティ化してきている。
- 大手との価格競争に巻き込まれ、努力しても売上は伸びにくい。
- 利益率も下がり、頑張るほど疲弊してしまう。
こうした状況では、いくら販促を頑張っても「差」が出ません。
地域の中小企業ほど、“違い”を作ることが生命線になります。
3ステップでつくる、あなただけのブルーオーシャン
難しい理論はいりません。
今の事業を少し“ずらす”だけで、競争しない市場を見つけることができます。
ポイントは3つです。
① ずらしてみる
商品を変えるのではなく、「お客さんをずらす」。
たとえば、一般向けではなくシニアや法人に。
視点を変えるだけで、同じ商品がまったく違う価値を持ちます。
② 絞ってみる
「みんなのため」ではなく、「あの人のため」に。
顧客層を絞るほど、伝わりやすく、ファンがつきやすくなります。
狭く見える市場ほど、実は競争相手が少ないものです。
③ 伝え方を変える
商品のスペックよりも、「お客様の困りごとをどう解決できるか」を伝える。
価格ではなく「意味」で選ばれる関係を築くことができます。
この3ステップを意識するだけで、
あなたの事業にも“競争のない場所”――ブルーオーシャンが広がります。
整理と発見は、ひとりよりも早く深くできる
創業塾で扱った内容は、そのまま新規事業の立ち上げにも、既存事業の見直しにも使えます。
とはいえ、実際に「自分の事業でどう活かすか」は、ひとりでは見えづらいものです。
もし、
「うちの場合はどうずらせばいいだろう?」
「顧客を絞るって、どこまでやるの?」
と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
少数限定で、じっくり向き合います
相談にはすべて、私が直接対応いたします。
そのため、一度に多くの方はお受けできません。
毎月、数名限定での個別相談とさせていただいています。
無理に売り込みをすることはありません。
まずは、あなたの現状と課題を一緒に整理するところから始めましょう。
一歩を踏み出すことで、道が見えてくる
地域には、まだまだ眠っている「宝」がたくさんあります。
あなたの事業にも、他にはない強みが必ずあります。
それを見つけて形にするために、
今こそ一歩を踏み出してみませんか?
お問い合わせ・ご相談は、こちらからお気軽にどうぞ。

