研修前に参加者のスイッチを入れるシンプルな方法

前回お伝えしたリーダー向けの社内研修ですが、実施後アンケートで参加者からの声を集めると、非常に好評でした。改めて講師の先生には感謝を申し上げます。研修を企画されたい方は個別にメッセージをいただけましたら、ご紹介させていただきます。ただし、リーダー研修を具体的に検討されている企業に限ります。

さて、せっかく多額の教育費用を投資する研修ですので、参加者がしっかりと学んで、行動を変えてほしいものです。本人の「しっかり聴いて学ぶぞ。」という態度に切り替えるスイッチを入れておかないと、せっかくの研修が無駄になってしまいかねません。

もちろん、講師の先生は冒頭でスイッチを入れることが上手な方でしたので、問題はないはずでした。今回は念には念を入れて、研修参加前にスイッチを入れる仕掛けを準備しておきました。この方法はその講師の先生が開催した研修講師向けセミナーで学んで導入したものです。

目次

あるべき姿とのギャップに気付いてもらう

人材研修で学んで到達してもらいたいゴールを明確にしておきます。人事制度の中で職位ごとに要件を明確にしておくことが理想です。もし要件が無ければ、少なくとも研修のテーマについてだけでも要件化しますでしょう

今回の場合は事前に教育体系を整理していたので、その中からリーダーの人材育成スキルに関する要件を使いました。

まずは自己評価

研修前に提出するための文書を書いてもらいます。上記の要件に対する到達度を4段階で自己評価します。

多くの人が、「大体できている」と自信があるので、3をつけてきます。

ここで大事なのは、評価が正しいかどうかではありません。

  1. あるべき姿が何かを認識する
  2. 自分はどうだろうかと振り返る
  3. ギャップに気づきく

その上で、研修に何を期待するかを記述します。これで、研修に参加する目的がはっきりします。

つまり、スイッチが入るわけです。

上司の評価とコメント

本人の自己評価だけでも機能しますが、あえて上司にも同じ内容を書いてもらいます。これには2つの目的があります。

エラーを防ぐ。

まれに自己評価と周囲からの評価との違いが多きすぎる人がいます。「いやいや、そうじゃないよね」と客観的に評価して自分の姿に気づいてもらうための上司の評価です。

背中を押して、退路を断つ。

上司が「こんな成長を期待してるよ」と一言添えるだけで、身が引き締まりますよね。もう、居眠りなんかできません(笑)

完全にスイッチが入ります。

いかがでしたか? ちょっとした工夫で、安くはない研修の費用対効果を高められます。せっかくの投資が無駄にならないように、ひと手間かけてみませんか?

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