コミュニケーションを課題としない企業なんて無い?
多くの企業がコミュニケーションを課題にしています。逆に言うと、コミュニケーションを課題にしていない企業と出会ったことがありません。たまたまでしょうか?
もちろん、成功している企業はしっかり工夫をしておられます。
でも、ほとんどの企業では、現場にコミュニケーションの課題があり、経営者も薄々気づきながらも根本的な対処ができずにいることが多いです。
あなたの組織ではいかがでしょうか?
コミュニケーションは量なのか質なのか?
まずは量から
当経営相談室で実施している管理職研修では、大半がコミュニケーションに関するものです。管理職であれ、一般の従業員であれ、意識して適切なコミュニケーションを取らないと仕事がうまくいかないからです。
働く人同士、お互いに信頼関係を築くには、まずはしっかりと日々のコミュニケーションを取ることをわかりやすく教えるようにしています。
次に質を高める
まずはコミュニケーションを取るということが大事なのですが、次に質を追求していきたいところです。
アサーティブコミュニケーションを始めとした、人と人々がしっかりと向き合うことができ、伝えたいことをしっかりと伝える、そしてそれをしっかりと聞き、お互いに理解しあう。当たり前のように聞こえて、実は難しいコミュニケーションのコツをじっくりと教えるようにしています。
表面的なコミュニケーションに騙されてはいけない
「うちは定期的に会議をやっているから大丈夫。コミュニケーションをしっかり取れているよ」そんな経営者の方の声も聞こえてきそうですね。
ところが、会議の質もしっかりと高めないと、ただ時間を使っているだけになってしまうこともあります。
その会議では全員が本音を言い合えているでしょうか?
本当は言いたかったのに、言えずに飲み込んでしまっている人はいないでしょうか?
会議とは、参加している全員の知恵を寄せ集めて最も良い回答にたどり着くためのプロセスです。
ゲーム研修を実施しました
先日、商工会議所にてゲーム研修の講師をさせていただきました。
青年部の皆さんと、会員ではない初来会の若き経営者たちも集って、とても盛り上がりました。
研修のテーマは「合意形成」
1人の判断よりも、複数の人がとことん話し合って決めた判断の方が優れていることが多いという事実を、この研修を通じて学べました。
組織で展開すると、効果が期待できる
このゲーム研修の内容は、インターネットでも公開されているものなので、誰でも組織に導入することができます。
(あえてゲーム名は後悔しません。運営委員会にも、当日まで知らせずに準備を進めました。答えを調べようと思えば調べてしまえますので)
今回の研修では、組織での導入を意識して受講してもらい、導入に必要な資料を惜しみなく提供しました。
従業員の皆さんに実際に経験してもらうことで、コミュニケーションの質が大きく変化することを期待しています。
地域に本当の意味で強い組織を持った会社が増えれば、ビジネスも成長・好循環し、地域が活性化すると期待しています。
ちなみに今回の講師料は無料でした。
地域活性化のための自分なりの貢献だと思って喜んで、惜しみなく提供させていただきました。
ゲーム研修のすゝめ
企業での研修は、簡単にできるように思えて、実は難しいのです。というのも、研修自体を嫌いな従業員の方が一定数はおられるからです。
かく言う私も、若い頃はお勉強が大っ嫌いでした(汗)
ですが、ゲーム研修であれば、みんなが楽しむことができます。
そして全力で楽しんだ後で、大事なメッセージが実感として頭の中に入っていきます。
「コミュニケーションが悪くてなんだかぎくしゃくしているなぁ」と感じている社長様、ゲーム研修を取り入れてみてはいかがでしょうか?